2016年3月25日金曜日

ダイビングスキルアップシリーズ~中性浮力の極意~  サイパン マリンスポーツとダイビング サクラマリン

おはようございます!

昨日は気がついたら15時という不思議な体験をしたので、


今日は朝から精力的に!!!


ということで、突然始まるシリーズ第2弾!!
(あ、「サイパンの○○事情シリーズ」が第1弾です。)

「AKARI流 ダイビングスキルアップ」

ダイビング指導歴13年でなんとなく体得したワンポイント改善点をゆるーくご紹介。

なんとなく・・・、ゆるーく・・・・が大事です。

だって、マニュアルとかネットの解説ページとかみても。

コムズカシイ・・・。

ダイビングスキルの全てのベースは「メンタル」だと思っているので、
小難しいテクはこの際抜きで・・・・笑。

第一回目は「中性浮力」です。

まず、中性浮力とは何ぞやといいますと・・・

「浮きも沈みもしない状態」です。


でも、これって・・・・ホント??


いや、ホントなんですけど、ちょっと表現がしっくりこない。


ここで「中性浮力」の定義を改めます(あ、勝手にですからね)


「AKARI流 中性浮力」とは、

自分がいたい場所に留まれる浮力である。


自分がいたい場所って意外と人によって大きく違うんですよね。


限りなく水底に近づいて小さい生物に接近したい人もいれば、
中層をフワフワ漂っていたい人もいる。

当日の海況やポイントによっても変りますよね?

底なしドン深のポイントなら、深度はある程度コントロールしないと
窒素溜まりまくりだし・・・・

激流なら水底や水中構造物をうまく利用した位置にいないとつかれるし・・・


「いい場所」に関しては、また別の回にお話することにしましょう。


話は「中性浮力」に戻しましょう。

とくに、泳げる人や水泳を習っていた人に多いスタイルなのですが・・・・。


腕は耳の後ろ!アゴをひいて、おでこの生え際でおよげ!!


はい、私もかつてダイブマスター講習のスタミナスキル400Mスイムで
こういう風に鍛えられました・・・・。


しかーし、ダイビングのスタイルは・・・・



アゴひいちゃだめなんです。


アゴを引けって大概のスポーツで言われますよね。


でも、ダイビングは違う。


「おらーーー!!アゴをあげろーーーー!!」


アゴを引く


視線の先は水底


水底との目測の距離で深度を把握


ここで、思い出してください!!

指導団体がPADIの方ならOWDマニュアル第2章!
他団体は、知りませんが!!


『モノは近く大きく見えている。』


図解するとこうです。

水底は、あなたが思っているより遠くにあります。

いい感じの場所と思っているときにはすでに浮き始めているかもしれません。


それに気づけないと


つまり、気づいたときには・・・・・



トキ スデニ オソシ・・・・・・・ ちーーーーん。


沈むにも時間がかかるのです。
*浮力のタイムラグについても別の機会に・・・


では、正解はどういう形かというとコレ。

アゴを上げて横軸で自分の深度を把握する。


沈むには時間がかかることを考慮すると・・・・

浮き始める前に沈もうとするのがベスト。


ということは、やはり浮き始めに気づくのが遅いと致命傷となります。



では、ダイビングと水泳の姿勢が真逆となると・・・・。


ダイビングと似た姿勢のスポーツとは何か・・・?





実はこれなんです。


ほら!みんなアゴあがってる!


この姿勢をイメージしていると、まず中性浮力とりやすいです。

んで、もう1つ便利なのは、浮き上がってからもこの姿勢を思い出すと・・・・・


あ~ら不思議。じわりじわりと沈めるではありませんか!


ほら・・・・試してみたくなったでしょう???


実はこの「中性浮力」は、取れなくたってダイビングは楽しめるんです爆。

自分はね。

でも、とれないと他の生命体に迷惑がかかっている場合があります。

時間をかけてやっと育ったサンゴを壊したり、他のダイバーにぶつかったり、
砂を巻き上げて視界が悪くなったり、砂がサンゴに降りかかって苦しくさせたり・・・。


でも、自分だけはとっても楽しいの。


では、中性浮力を取れなくても楽しいなら、要らん?


いや、要る。なぜかというと・・・・


俄然、ラクチンになるから。

スッゲーらくちんになりますよ。

とくに、ダイビング後に「疲れたー!!」って思った事のある方!!


この中性浮力がとれると、重いウェイトを過剰につけることもなくなるし、
留まるためにずっとフィンキックしてなくていいし、エアの消費量も格段に違います。

だから、自分のラクチンのために、中性浮力を習得するべし!


サンゴや水中環境を守るために中性浮力をマスターしたい!
他のダイバーに迷惑がかからないダイバーになりたい!


この動機が不純です・・・。


こういう大義名分のプレッシャーがメンタル浮力を生み出すのです!笑
*メンタル浮力に関しても、後日お話したいと思います。

はじめにお話したとおり、ダイビングの全てのベースは

メンタル

なんですよ。

いいじゃないですか!自分がラクチンに潜れるようになったら、
水中環境にやさしいほかのダイバーに迷惑のかからないダイバーになった

で。


さぁ、この話 実際試してみたくなったら 早速ダイビングへGO!



「AKARI流ダイビングスキルアップ」の実践を受けてみたい方はご相談くださいね!



海が君を待っている。サクラマリンで一緒に遊びましょう。




最近このSAKURA MARINEのブログ「サクラサク」の内容が
混沌としてきてしまったので、別枠でこんなブログを作ってみました。


お時間がございましたら、こちらもチェックしていただけますと
私が喜びます笑。 





















3 件のコメント:

  1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  2. 「メンタル浮力の解説」期待しています!
    メンタルが弱いのだけは自信があります。

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    1. メンタル浮力の解説は、けっしてメンタル強化の解説ではありませんよ!!笑
      私もメンタル弱い方なので・・・・汗。
      気に病むタイプ・・・・笑

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