2016年2月3日水曜日

サイパン闘病日記③ 通院初日 *今日も長文注意です・・・汗

こんばんはー。

さっさと続きを書き始めます!笑

あんなに夜明けが待ち遠しかったのは、あの台風の朝以来・・・(また辛い記憶が・・・笑)

ふらふらしながら病院へたどり着き、先着2位でしたが、予約があったわけではなかったので、
30分くらい待ってから問診。

舌が痛く、ほぼしゃべれないので30分の間に、症状をメモって準備しました。

ナースの問診だったのですが

I cann't open my mouth.の部分に

Why????

と聞かれ、さっそく 「は?」という状態に。。。。。

わかってたら、来ませんよー!!!!

ま、そんなことでイライラしてもしかたないのでスルーして・・・・。

ようやく診察室に入り、ドクターとお話。(といっても筆談です)

ちなみに口が1センチしか開かない私。日本の耳鼻科の先生に

「口が開かない患者さんはどういう風に診察するんですか?」とリサーチしてました。

すると「ファイバーで見ますよ!」って。

そうか~。そうだよねーって思ってたけど・・・。

サイパンの病院は・・・・。

1センチの範囲内からの診察でした・・・・笑。

「お~、見えないわね~~!」って。可愛い女医さんです。ドクターCです。

アイスの棒みたいなので、一生懸命こじ開けて覗いてくれてます。

彼女の説明はこうでした。

「まず膿を切開して洗浄したいのですが、ここでは切開手術はできないので
注射で吸い出せる範囲は吸い出そうと思います。

あと、脱水症状がひどいので点滴をします。

痛み止めの注射もします。

抗生剤の注射もします。

抗生剤の薬もここにはないので、薬局で薬を買ってきてください。

ここからだったら、Blauがいいわね。」

へ????買ってくるの??え??あ、私が???

二度見ですよね・・・。きょとんでした。

ドクターCも自分で言ってて苦笑いでした。

だって、ふらふらでやっとたどり着いた患者に買ってこいって・・・。
地元のヤンキーよりタチ悪いでしょう・・・・汗。

ちなみにBlauという薬局はこの病院から車で片道10分ほどです。

「あ、だれか買ってきてくれる人がいれば、頼んでも良いわよ。処方箋はFAXしとくし!」

YUMIKO姐さんに甘えて電話させていただきました。

ろれつの回らない舌で用件を伝え、1つ返事で出てきてくれた姐さん。。。ありがたやー。


それから、私の手に点滴ステーションを設立するナース登場。

ビックリするほど昔からのお客さんに似た中国系の男子ナース。

世界には似ている人が3人いるっていうけど、確実にこの人だと思います。

このお客さんには昔から公私共にお世話になっていて、こないだの台風でも
いろいろ助けてもらっていたのでなんとなく親近感のわく中国系ナース。

彼は、淡々と私の左右の手の甲を見比べ、左手に設立しようと建設準備を始めましたが・・・。

シロートの私が見ても・・・


その針、私の手の甲のサイズに合ってます???と心配になる長さ・・・。


しかも脱水症状で普段に輪をかけてしわしわヨレヨレになった皮膚に、刺し始めました・・・。


めちゃ、痛いんですが・・・・?


中国系ナース(Oカベ先生に似ているので、今後はOカベ先生と呼びます。笑)は

ソーリー・・・ソーリー・・・・とつぶやきながら、さし続ける・・・・。


いやいや、これ痛すぎじゃないか???


反らしていた視線を勇気を振り絞って、手の甲にやると・・・・・。


ば・・・爆発してるやん!!!!

どうみても長すぎる針の先が皮膚の中で血管の壁を壊して血の塊ができてるーーーー怖。


Oカベ先生は、オーー ブローケン・・・・といいながら、引き抜く。ソレも痛いし・・・。


せっかく選び抜いた刺しやすそうな血管を1本目ダメにして・・・。


もう一度、僕がやってもいいかい?

ときかれ・・・・。Oカベ先生にいわれちゃ・・・断れないし・・・2回も失敗する人いないだろう
という安易な考えで、NOといえない日本人はイイヨと言ってしまった・・・。

選抜2本目の血管は、さらに細く見えてる範囲が短かった!

右手にすれば??と提案をさせてもらったのですが・・・。


だって、右利きでしょう???とOカベ先生は優しい・・・。

もっと細い針もってくるねーって。


さいしょから、そっちでやって欲しかったんですが・・・。


そして、期待の二回目。。。。


まさかの失敗!!驚

同じ結果でした・・・・・号泣。


もう他の人がやったほうがいいでしょう。。。。?とOカベ先生。。。


さすがの日本人もYesって言っちゃいました笑。


その後来たのは、まさに百戦錬磨って感じの髪を赤く染めたオバチャンナース!


あらあらあら。。。とOカベ先生がとっちらかした失敗針を見て、

こりゃ、だめよーーーっていいながら、

左右を見比べて、

あなたの血管曲がってるのよねー!!

といいながら、ほんの20秒ほどで右手に点滴ステーションを設立していかれました。

さすが百戦錬磨の赤染めさん。頼れる親方です!
今度、赤染めさんにUSB接続を設立してもらおうかな・・・いつでも充電できるように。。。

これで、いつでもどこでも点滴を始められる新型AKARIへバージョンアップ!

これで、もう針に毎回怯えなくていいんだ!!悦


ということで、脱水症状を緩和する点滴を40分ほど、そしてこのステーションから痛み止めの注射もしてもらい、症状はみるみる改善しました。

ほんど、うそみたいに。


点滴が終わったころ、YUMIKO姐さんが病室まで入ってきてくれて、
ちょうどさっき買ってきてくれた注射の出番。

その注射もステーションから入れられるんだと思っていたのに・・・・。


赤染めさんの冷酷な宣告。

これはねー、筋肉注射じゃないとだめだからここからはいれられないのよー。

腕と腰どっちにする?私は腰がおすすめよー!


こし???腰??

注射ってうでじゃないん??


YUMIKO姐さんも赤染めさんに便乗して


大丈夫だよ、あかりちゃーん。3秒くらいの量だよー笑!って。

もうこうなったら、親方信じてついていくしかないじゃん。


じゃ・・・腰で・・・。


ベッドに寄りかかり肘で体重を支えて腰を出した姿勢。


プスっと刺されたその針は、意外と無痛。


さすが親方!!百戦錬磨の呼び声は伊達じゃないっすね!!


YUMIKOちゃん!意外といたくないよ~喜。

といっているうちに・・・・


ずーーん・・・ ずーーーーん・・・・鈍痛。

すとーーーんと踵まで落ちるような 冷たい痛み。

 あああああああ、ううううーーーーー、いだいーーーーいだーーーいい。と
もはや日本語で取り乱し、YUMIKO姐さんにすがる私に親方は、

わかるわよ~わかるわよ~、これねー、じかんかけて打たないといけないのよ~~と。


事後報告ですかっっ???涙


ちなみに耳鼻科の先生に聞くとこの薬の筋肉注射は日本にはないそうです。
でも、効果は長続きする薬だよ!って。


終わった後も激痛でしばらく動けなかった・・・。


ようやく全ての行程が終了して、8:00~13:30

3日間ほとんど飲めず食えずだったのが、多少の痛みがあるけど摂取できるまでに!!!


この痛み止めが効いているうちに、栄養をとるぞ!ってことで、
YUMIKO姐さんとヒマワリへ!!

お稲荷さん6個入りとのり弁とから揚げ。

食べられるってすばらしい!食欲があるってすばらしい!
(脱水症状は食欲も奪います)

さぁ、家に帰って「いっただきまーす!!」


あ、忘れてた口が1センチしか開かないんだった・・・・ちーーーん。








2 件のコメント:

  1. 申し訳ないけど、チョッと笑いながら読んでしまったょ(^人^)
    あの静な病院内にAKARIちゃんの呻き声が響いたのか…出産以来の病室?

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    1. いいのいいの!!笑いへと昇華して、完治する予定だから!!

      今回は違う病院なのよ。詳しくは④で。

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